地方競馬の現状
競馬には、中央競馬と地方競馬があります。中央競馬は、テレビとかでコマーシャルをしたり騎手がテレビ番組に出演したりするのでそれなりに知名度が保たれ売上げが減っているといっても、娯楽の多様化によってみんなが楽しめる娯楽が増えた分くらいでしょうから、まだそこまで切実ではありません。でも切実なのが、地方競馬です。地方競馬は、昔から地元に密着しているのですが、どうしても規模が小さく資金も少ないので常にテレビでコマーシャルやって知名度を上げるわけにはいかず、娯楽の多様化によるファン現象がかなり出ていて廃止するところが多くなっています。この状況は、いろんな意味でかなりもったいないことですし、文化や伝統が廃れるさみしいことなのです。
そもそも昔から地方自治体に売上げの一部を納めることで、国からの補助金でようやくまかなっていて、かつ無駄遣いのハコモノを作ってきた地方自治体にとっては、ありがたい存在だったはずです。それが地方競馬の売上げが減って、自分達の懐に来なくなった途端に、要らないというのは、人間としても経営者としてのいかがなものかと思います。あまり地方自治体の経営管理能力のなさを棚に上げて、これまでお金を出してくれた地方競馬をあまり儲からないから廃止するという単純なやりかたでは、無責任とも言えます。地方競馬と言うのは、そこで働いている人達や馬達が生活しているのです。昔からの文化と伝統を守っているのです。それを守れない地方自治体は、何をやっても人の生活さえ守れないのではないでしょうか。
それに、地方競馬の廃止の話になると、大抵、匂いや柄が悪い等々を理由にする人達が居ます。でも基本的に競馬場の周りは昔から競馬関係者しか住んでいませんし、そもそもそういうことが気になるならそこらへんに住んでないはずです。それが、その地域にたまたま侵入し、マンションや家が作られ、そこに入居したら気になる、ってのでは、侵略者の横暴とも言えるでしょう。それくらいちゃんと調べて住むところを探すのが、普通なんですけどね。それだけではないですが、そのような難癖などで文化や伝統である地方競馬がなくなっていくのは、すごく残念でなりません。
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